院長ご挨拶|富田林市の内科・循環器内科 とねクリニック | 刀禰 央朗

院長ご挨拶

院長ご挨拶

とねクリニック 院長:刀禰 央朗

皆さま、はじめまして。
医療法人とねクリニック理事長、刀禰央朗(とね えいろう)です。

私の氏名は苗字も名前も難しい漢字で、これ迄ノーヒントでフルネームで読まれたのは、高校の漢文の先生だけでした。そのため、クリニックの名前は分かりやすく、ひらがなとしました。

私は6歳から富田林市に住み、久野喜台小学校、金剛中学校、生野高校を経て愛媛大学医学部に進みました。医師免許取得後は大阪大学に所属し、大阪大学医学部付属病院から研修をスタート、その後は関連病院である富田林病院、大阪府立羽曳野病院(現 大阪はびきの医療センター)、NTT西日本大阪病院を経て、平成14年から7年間は再び富田林病院に勤務しました。

医師になってから現在までの住まいも富田林市内であり、自分で言うのもなんですが、地元に愛着が深い方だと思います。平成21年から今年3月末までは大阪府立成人病センターに勤務しました。

専門は循環器内科で、業界用語で基礎疾患(大きな病気のもとになる病気)としての高血圧や糖尿病などの生活習慣病から、狭心症や心筋梗塞、不整脈や心不全(大きな病気)まで、さまざまな疾患を経験してきました。

直近まで勤務していた成人病センターでは、狭心症などに対する心臓カテーテル治療や、重症不整脈に対するペースメーカー治療といった循環器内科領域の高度医療だけでなく、循環器疾患を合併したがん患者さまも数多く診療させていただきました。循環器疾患とがん、どちらか一方だけでも大変なのに両方同時に診ていくには、広い視野と高度な判断が必要でした。私の勤務医キャリアの集大成といっても過言ではない経験を積ませていただきました。この場を借りて、患者さま、関係者の皆さまに今一度お礼を述べたいと思います。ありがとうございました。

私自身、幼少期に心臓病で手術を受けた経験から、病を患い(わずらい)、痛みや不安と対峙する事がいかに大変なことであるか、子供時代でしたが苦い記憶が残っています。その経験から、患者さまの幸運と笑顔を願って、とねクリニックのロゴマークをデザインしました。幸運の象徴、四つ葉のクローバーから茎が伸びていますが、ロゴマーク全体の輪郭はひらがなの「と」をイメージしています。茎の下の部分は直線ではなく、スマイルをイメージした緩やかな曲線に、また、ハート型の四つ葉の1つは心臓や循環器、動脈と静脈をイメージして赤と青の2色にしました。

一般的な地域の総合病院としての済生会富田林病院やPL病院、高次医療機関としての国立病院機構大阪南医療センターや近畿大学医学部付属病院、がんセンターとしての大阪府立成人病センター、また、勤務医時代の在籍母体である大阪大学医学部付属病院など、これまでの人脈を駆使して医療連携を推進し、循環器疾患に限らずさまざまな患者様にご満足いただける医療を目指したいと考えています。

当院の理念

無病息災ならぬ一病息災、有病息災と、
患者さまも患者さまを支える家族も
共に笑顔で過ごせるお手伝い

病が無くて元気で健康ならば、笑顔で幸せに暮らせるのは当たり前かもしれません。たとえ病があっても、1つどころか2つ3つあっても、患者さまも家族も笑顔で幸せを感じることができる、そんなクリニックを目指したいと思います。無病息災という意味では、病を未然に防ぐ目的で健診や予防接種も行います。状況に応じて在宅医療も行い、治らない病からくるさまざまな症状に対する緩和医療も、患者さまや家族と相談のうえで取り入れていきたいと考えています。終末期医療は現実には困難を伴いますが、患者さんや家族が少しでも笑顔で過ごせるお手伝いをしたいと思います。

プロフィール

経歴

平成3年
愛媛大学医学部卒業
平成3年
大阪大学医学部付属病院研修医
平成4年
大阪府済生会富田林病院内科
平成6年
大阪府立羽曳野病院循環器内科(現 大阪はびきの医療センター)
平成8年
大阪大学医学部研究生
平成11年
大阪大学医学部付属病院
平成12年
NTT西日本大阪病院第二内科
平成14年
大阪府済生会富田林病院循環器内科
平成18年
大阪府済生会富田林病院循環器内科副部長
平成21年
大阪府立成人病センター循環器内科副部長
平成28年
とねクリニック開設
令和3年
医療法人とねクリニック開設

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本糖尿病学会

資格

  • 日本循環器学会認定循環器専門医
  • 日本内科学会認定内科医

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